女性が結婚をしても働く人が多くなりました。
介護業界は、介護保険制度の普及で新規に参入する企業も増え、男女とも働く環境が拡大してきています。介護の職場では女性の細かな言葉づかいや、動作の配慮が高齢者に適しているのです。
昔は、結婚して女性が働く人が少なかったので職場で孤立するケースが多かったですが、女性の社会進出で大いに改善されてきたといえるでしょう。そのために自信をもって働くことに挑戦している女性も多いのではないでしょうか。
また、近年は少子化の影響もあり子どもは少なく、子育ては保育所や幼稚園に預けてでも働き続ける人も増えています。これは、男女平等が社会に定着してきただけではありません。そもそも結婚をして夫婦となっても、年々離婚率が高まっていることも一因しているのです。

好きで一緒になった男女が破綻して、その後の顛末をテレビや週刊誌で情報を容易に入手できるようになったこの時代。女性が家庭の専業主婦となり、男が働いて稼ぐ片働きとなると、いざ離婚すれば夫の慰謝料は100～300万円が現実的な金額です。
妻は夫を職場に送り、家庭を支えるために掃除洗濯、子育てと一緒になって頑張ってきたので「財産は半々」と思っている人もいるかもしれませんが、そうではないのです。そうであれば、何も女性が犠牲になって仕事を辞める必要などないのではないでしょうか。
職場は継続して働いていると、多くの職場では毎年昇給はあるしボーナスも出ます。しかし一旦辞めてしまうと、この積み重ねてきた賃金はもはや二度と手にすることはできません。自分の生活は夫婦といえども自分で守らなければならないのです。そのため、先々のことも考えて自分はどうしたいのか考える必要があるでしょう。